高周波アナログ半導体ビジネス研究会

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第28回 高周波・アナログ半導体技術セミナー報告

           


□テーマ:「CMOSセンサーの技術・ビジネスの最新動向と今後の展望
□日 時: 平成24年6月1日(金)14:00〜17:00
□場 所: 京都テルサ 西館3階 第2会議室(京都府民総合交流プラザ内)


 第28回高周波・アナログ半導体技術セミナーをメインテーマ「CMOSセンサーの技術・ビジネスの最新動向と今後の展望:副題 CMOSセンサーの新時代を拓く」として取り上げ、2012年6月1日午後2時から5時半まで京都テルサで開催した。その後5時半から6時半まで交流会を実施した。CMOSセンサーとして3年ぶりのセミナーであったが、約60名の参加者を動員でき、この分野での依然とした関心の高さが裏付けられた。以下、講演の要旨を簡単に述べる。
◆講演:「CMOSセンサーの最新動向と今後の展望」
     太田 淳氏(奈良先端科学技術大学院大学 教授)
 奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科教授太田淳氏から表記テーマにて講演が行われた。イメージセンサーの歴史的考察に立脚して、CCDと比較しながら、CMOSセンサーの特徴と裏面入射型などの最新の技術動向を述べた。
 特にその新機能として、3次元の距離計測を可能とするCMOSセンサーの各種方式、空間光通信機能搭載イメージセンサー、pHイメージセンサー、偏向計測CMOSイメージセンサーなどの技術動向を紹介した。
 今後のCMOSセンサーの期待できる技術分野として、バイオ・医療応用の分野を取り上げ、その技術動向について紹介した。具体的事例として、高速蛍光画像取得用CMOSセンサーやカプセル内視鏡やDNAイメージングなどについて説明した。特に、研究テーマとして取り組んでいる視覚センサーの技術動向とその実例を述べ、新応用分野の展開の可能性を指摘した。
◆講演:「医療用軟性内視鏡カメラの現状と今後の展望」
     谷 信博氏(HOYA株式会社 PENTAXライフケア事業部 マネージャー)
 HOYA鰍フマネージャー谷信博氏からHOYA内視鏡カメラの技術の歴史と最新技術動向についての講演が行われた。HOYAの内視鏡カメラの撮像方式や構造の技術的特徴について述べ、特にi-scanと称する独自の画像処理技術の紹介があった。今後の医療用内視鏡のセンサーとして、CMOSセンサーに対する要求と課題について述べた。現状全社CCDを採用しているが、これらの課題に挑戦解決すれば、今後はCMOSセンサーに移行するだろうと指摘した。
◆講演:「ベンチャーによるCMOSセンサーの技術・ビジネスへの挑戦」
      山口 琢己氏(株式会社Rosnes 代表取締役社長)
 業界注目のベンチャーRosnesの代表取締役山口琢己氏からそのCMOSセンサーの技術・ビジネスの講演が行われた。
ベンチャー設立経緯とその技術・ビジネス戦略についてその考え方を述べた。ビジネス戦略として、センサー事業・モジュール事業・カメラ事業の具体的取り組みを紹介した。特に中国の製造拠点を使った2Mの貫通電極型CMOSセンサーのカメラモジュールのデモ展示が行われ参加者に大きなインパクトを与えた。 

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